アスペルガーの子が、集団生活のルールを理解して溶け込めるように!

今回お話させていただくのは、アスペルガー症候群のみほちゃんです。
担任した家庭教師が初めて会ったとき、みほちゃんは、アスペルガーの大きな症状の1つともいえる「コミュニケーションの問題」で、学校からも先生からも誤解されていました。
「注意をしても言うことを全然聞かない子」というレッテルを貼られてしまったのです。
担任の家庭教師は、それを聞いて時すぐに「あれ、おかしいな?」と違和感を感じたそうです。
みほちゃんはとても素直な子で、「注意しても言うことを全然聞かない」なんていう子にはまったく見えなかったからです。
きっと大人とみほちゃんの間には大きな誤解があるんだろうと思い、まずはみほちゃんといろいろ話をしてみることにしました。
「学校の先生のこと、好き?」
「先生、うそばっかりつくよ。授業中はおしゃべりしないっていったから、口きいちゃダメなのに。でもそのあと教科書を読みなさいとか…」

ここで先生は「ああ、やっぱり」と確信しました。
アスペルガー症候群は言葉の行間や裏側を読むことがとても苦手なのです。だからおしゃべりをしないと言われれば、先生に「この問題の答えは?」と聞かれても“おしゃべりしない”という言葉をかたくなに守り通します。
みほちゃんは自分なりに解釈した、“おしゃべりしない”法則にのっとっていただけだったのです。
ですが言葉をただそのまま受け取っていたら、意味を間違ってしまうし、なによりそういった誤解が多くなることで、みほちゃん自身が傷ついてしまいます。

発達障害のお子さんが苦手なことを克服するときには、1つポイントがあります。それはズバリ“時間をかけてゆっくり練習”すること!
みほちゃんの言葉の意味違いと解いていこうと、それから先生は会うたびに、ひとつひとつ、しっかりと学校の先生の言葉を説明していきました。
それからみほちゃんは学校の先生や友達とも、たくさん仲良くできるようになったのです。

アスペルガーの子は、この言葉の意味をそのままとらえてしまうという特性のために、授業をきちんと受けられない子が多いのです。
周りの大人がきちんと対策を考えあげるべきなのですが、塾や学校といった集団生活の中ではそこまで手がまわらないというのが現状でもあります。

そんな時こそ、私たち家庭教師がお役に立てます。ひとりひとり、その子の特性に合った対応をしてあげられることは、家庭教師の強みです。

お子さん一人ひとりにいろんな個性があります。なにか困ったことになっても、その子に合ったやり方を周りの大人が見つけてあげればいいのです。

うちの子は、なんだか学校でうまくやっていけないみたい…と思われた時は、お気軽に私たちにご相談くださいね。

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